みなさんが住む佐賀県は、歴史的なモノやコトがとてもたくさんある県です。そこで質問。あなたは伝統について、どう思いますか?古くさい?スキ?難しい?かっこいい?
せっかく伝統ゆたかな県ですから。この夏休み、佐賀だからできる、スペシャルプログラムを開催します。
先生は、十四代今泉今右衛門さん。有田・伊万里焼の中でも「鍋島焼」という、昔、徳川幕府に献上するために作られていた焼物の技をいまに引きつぐ人間国宝です。
今右衛門さんはこうおっしゃいます。「伝統は変わるもの」。そして伝統はSDGsやグローバルとも関係する、未来につながるものだそうです。なんだかワクワクしませんか?ぜひ一緒に学びましょう。
さらに当日はなんと、「墨はじき」というお皿に絵を描く秘密の技もみんなに伝授してくださいます。
好きなお菓子はチョコレート、将来の夢は野球選手だったという、今右衛門さんとのこの時間は楽しくて、ためになること間違いなし。
人間国宝が教えてくれる伝統と絵付けの講座。みんなの参加、待ってます!
※プログラムは変更する場合があります。
1962年、十三代今右衛門の次男として有田町に生まれる。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科を卒業し、1990年から十三代に師事。2002年に十四代を襲名し、江戸時代から続く色鍋島の伝統に独自の技法や表現を取り入れていく。
2014年、51歳で陶芸家としては史上最年少の人間国宝に認定される。